8000個、2.4kmの「巨大ドミノ倒し」 に歓声!社会的孤立を防ぐプロジェクト トロントで開催

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 8000個の巨大ドミノを使ったパブリックアートが、カナダ東部トロントで披露され話題となった。一際大きなドミノは約2.4キロにわたって、企業のオフィス、住宅、通りなど様々な場所に置かれた。

 ドミノ倒しは30分ほどで終了。室内で興じるドミノではありえないビッグサイズが鮮やかに倒れていく様は壮観だった。今回のプロジェクトは、芸術的な創造性を披露するだけでなく、地域社会への参加とつながりを促進した。

 パブリックスペース「ベントウェイ」のイラナ・アルトマン氏は「このプロジェクトのメッセージは、社会的つながりの欠如、人々が孤立し、隣人から遠ざかっているという話を耳にし続けることに関連している」とし、「実現のために立ち上がった全てのボランティアのおかげで実行できた。人々が家から出て、隣人と知り合い、一緒に共同の建設活動に参加し、最終的にはほかの人たちとより良いつながりを感じるための機会となる」と話した。

 社会的孤立に対処することが目的というこのプロジェクトは、250人のボランティアを募集した。カナダ人の43%は隣人と合うことがほとんどないという。

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