コナミデジタルエンタテインメント社が26日、幕張メッセで開催中のゲームの祭典「東京ゲームショウ」のブース内で新情報公開イベントを開催。2024年秋に、米・大リーグをモチーフとしたモバイル野球ゲーム「eBaseball™: MLB PRO SPIRIT」(以下「メジャスピ」)をリリースすることを発表した。
本作はNPB選手が登場する同社の人気ゲーム「プロスピA」のノウハウを存分に生かして、爽快な操作感そのままにMLB全30球団の選手と球場が遊ぶことができる。会場でのイベントにはヤクルトやMLB・メッツなどで活躍した五十嵐亮太氏、ソフトバンクやMLB・ブルージェイズで活躍したBC栃木・川崎宗則、フリーアナウンサーの山本萩子、槇嶋範彦、ゲーム実況者のCLAY、〓V.I.P〓が登壇。会場のスクリーンを利用し、初公開となったゲーム画面や、実際にプレイする様子を公開した。
イベント後に取材に応じた川崎は実際にゲーム画面を見た感想について「クワン(ガーディアンズのスティーブン・クワン選手)とかフォームが超似てる!」と驚いた様子。全世界で展開されることも踏まえて、「外国人選手と仲良くなれそうだよね。ゲームだけでしゃべれなくてもいいし」と現在も現役として活躍する目線から評価した。五十嵐氏はおめでたい発表会ながら、「(今作の発表が)引退した後で良かった」と苦笑い。その理由について「現役だったら絶対能力とか気になっちゃったと思う」と説明し、周囲の笑いを誘った。
またプロスピシリーズでは、実況として実際のアナウンサー、解説には元選手が起用されることも知られている。山本は「女性の実況ってなかなかないので。メジャーリーグっていろいろな多様性がある舞台なので、女性初の実況になりたいですね」と虎視眈々(たんたん)。川崎も「KONAMIさんに頼んだら僕の英語バージョンの解説を作ってくれると思う。英語バージョン聞かせたいですね、GO HERE!」と叫び、意気込んだ。