米大リーグ・マリナーズなどで活躍したイチロー氏が教壇に立ち、生徒の悩み・質問に向き合うWEB動画「おしえて!イチロー先生!リターンズ」が16日より、SMBC日興証券公式HP特設サイトと公式YouTubeチャンネルで公開された。
イチロー氏は2001年に同社のブランドパートナーに就任。20年に公開された「おしえて!イチロー先生」シリーズは累計再生回数は約3500万回(3月末現在)と大きな注目を集めた。今回の動画で再び教壇に立った“イチロー先生”は小学生から60代までの合計25人が抱える「おかね」や「みらい」についての悩みに寄り添い、アドバイス。「貯金ってする意味ある?」「60歳以降はどう過ごしたい?」などの質問にも真摯(しんし)に答えた。
元放送作家の鈴木おさむ氏との“放課後トーク”では「現役時代に結婚していてよかった?」という話題になり、「もし結婚していなかったら(アメリカに)行けなかったと思う。1人では無理ですね」とイチロー氏。01年からMLBに挑戦したが「アメリカには日本の野球、アジアの野球を見下すところが当時はありました」と回想し、「それで家に帰っても1人はしんどすぎます。帰って家が明るいとか、迎えてくれる人がいることは、僕にとっては(必要だった)」と語った。
動画は1限目「おかねの時間」が7本、2限目「みらいの時間」が6本、放課後「職員会議」が5本、「休み時間」が1本の合計19本が公開されている。