韓国のサバイバルオーディション番組「BOYS PLANET」から選抜された9人組ボーイズグループ、ZEROBASEONE（ゼロベースワン、以下ZB1）が20日から22日、ソウルのKSPO DOMEで初の海外ツアー「2024 ZEROBASEONE THE FIRST TOUR 'TIMELESS WORLD'」を開催。3回公演で約3万人のファンが駆け付けた。
最終日を迎えた22日、ZB1メンバーは並々ならぬ覚悟を見せた。メンバーのパク・ゴヌクは「ツアー最終日に、ここに来てくれた全ての方たちが帰宅して『ZB1はなんでこんなにすてきなのか』と考えてもらえるよう、素敵に仕上げる」と伝えた。
ソン・ハンビンは、最も記憶に残っている瞬間について「『BOYS PLANET』から、『TIMELESS WORLD』を準備した全ての瞬間が、記憶に残っている」と言い、キム・ジウンは「僕は涙もろくないのに、今日は泣きそう。今日が一番記憶に残ると思うし、ZEROSE（ゼロズ：ファン名称）に忘れられない思い出をプレゼントしてあげたい」と誓った。
そして、休むことなく活動を続けてきたメンバーは、互いに感謝の気持ちを伝えた。ジャン・ハオは、ハン・ユジンに「ユジンは（僕より）7歳も年下なのに抱きしめてくれるし、僕の気持ちをよく気遣ってくれる」と感謝の思いを口にした。そんなハン・ユジンは「（ジャン）ハオ兄さんが悩んでいると、今後のことや方向性を決めてくれて、感謝している」と返した。
ソン・ハンビンはキム・テレに「同郷なのに、話す時間があまり取れなくて、親しくなるまで時間がかかった」と言いながらも「最近はよく話している。目が合うたびに笑い、それが本心だった。これからも一緒に活動しながら、笑える日がもっと増えたらいいな」と胸中を吐露。これを聞いていたキム・テレは目に涙を浮かべて、感動の表情を見せた。
キム・ギュビンは、メンバー全体へ「1年の間で、多くの活動を圧縮してやって、成長し、チームワークやステージの部分をすごく頑張った」「ある日ふと、メンバーの目を一人ずつ見た。目は心を覗き込む窓と言われるように、ステージで毒気や切実さが、そのまま感じられた舞台が一つあった。それが『CRUSH』の時だった」と言い、当時の幸せな感情を伝えた。
この日ZB1は、ファンへ何度も大きな愛情と感謝を言葉にした。そして最後に「これからも一緒に、幸せな思い出を積み重ねていきたい、永遠に」と話し、ファンへさらなる活動を予告、期待を高めた。
