女優リリー・コリンズ(35)が、ネットフリックスの大ヒットドラマ『エミリー、パリへ行く』の最新シーズン撮影に向け、81着もの衣装を試着したことを明かした。主役のエミリー・クーパーを演じるリリーは、スタイリングについて、衣装デザイナーのマリリン・フィトゥーシとキャストとの共同作業であることを説明した。
ニューヨークのザ・ペイリー・センター・フォー・メディアで開催されたパネル「エミリー・イン・パリス:ザ・マジック・ビハインド・ザ・シーンズ」に登場したリリーは語った。
「毎シーズン、2日間にわたる8時間のフィッティングから始まるの。今年はこの2日間で81ルックのフィッティングを行った。依頼したもの、ヴィンテージ、過去のコレクションからや(フィトゥーシが)DMで見つけた無名のデザイナー、有名なデザイナーのものなどね。数え上げればきりがないわ」
アシュリー・パークらキャスト陣や監督のアンドリュー・フレミングと共にパネルに参加したリリーは、衣装を決めることが『エミリー、パリへ行く』のキャストとスタッフのチームワークであることを強調した。
「私のワードローブからのものもあるわ。私たちは皆、自分のアイデアを持ち寄るの。人を連れてきたり、家宝を持ってきたり、着たいと思うギフトを持ってきたり」「そして(フィトゥーシは)私たち一人一人のアイデンティティを、何年もかけて作り上げてきたわ。部屋に入れば、『これはミンディのもの、これはブリュノのもの、これはサミュエルのもの、これはフィリピーヌのもの』とはっきりわかる」
「シーズン4となる今回は、みんなが誰なのかよく分かっているし、私たちは自分たちのことをもっとよく知っているわ。そして彼女は、私たちと協力し合うことにとても前向きなの」と語った。