韓国俳優のユ・アイン(37)が、7月に立件された同性への性的暴行容疑に関して、無嫌疑になったと19日、韓国メディアが報じた。記事によるとこの日、ソウル龍山(ヨンサン)警察署が「犯罪容疑を認めるには、証拠が不十分であるため不送致決定を下した」と、明かしたという。
この結果を受け、ユ・アインの法定代理人であるパン・ジョンヒョン弁護士は、「警察が告訴人の陳述、参考人の陳述、周辺の防犯カメラなどを総合して、このような判断を下した。当初に申し上げた通り、告訴内容は事実ではない。この件に関する臆測は、これ以上控えるようお願いしたい」と伝えた。
ユ・アインは7月15日、類似強姦罪で訴えられた。告訴人の男性はこの前夜、就寝中にユ・アインから性的暴行に遭ったと、告訴状を提出。警察は28日にユ・アインを召喚し、調査を実施した。
そんなユ・アインは現在、麻薬類管理に対する法律違反(向精神薬)、大麻喫煙および教唆、証拠隠滅教唆などの疑いで起訴され、9月3日に行われた一審で懲役1年の宣告を受けた後、「逃走の恐れが懸念される」とし、そのまま法廷で拘束され拘置所に収容されている。
しかし検察は「判決が軽すぎる」として、控訴したことを明かした。