韓国2大スター、ハ・ジョンウ×チュ・ジフンが豪華共演した映画「ランサム 非公式作戦」が、現在新宿バトル9ほか全国で公開中。
「チェイサー」や「白頭山大噴火」など、圧倒的存在感でさまざまな役を演じてきた名優ハ・ジョンウが今作で挑むのは、囚われた人質を果敢に取り戻そうとする外交官だ。相手役は、日本でも爆発的ヒットとなったドラマ「宮(クン)〜Love in Palace」で熱烈な人気を誇り、近年は「アシュラ」「神と共に」シリーズほか、幅広い役柄を演じ、活躍の幅を広げるチュ・ジフン。打算的だがどこか憎めないタクシー運転手を好演している。
「キングダム シーズン 1~2」(19~20)以来、本作で再びキム・ソンフン監督とタッグを組んだ彼は、カラフルな衣装や流暢なアラビア語スキル、そして華麗な演技でキャラクターに新しい命を吹き込んだ。
そんなチュ・ジフンのインタビューと、関連写真が到着! 日本の気になる場所を明かしつつ、観客に向けてメッセージを伝えた。
―超大作として話題の作品ですが、出演の決め手となったのはどんなことですか。
キム・ソンフン監督に憧れていましたし、本作でも監督とハ・ジョンウさんが息を合わせるという話に、喜びの気持ちで合流しました。実話が与える緊張感やアクションシーン、そしてバディケミをどのように描いていくかも、非常に興味があり期待していました。
―本作の一番の見どころは、どこでしょうか。
カーチェイスのシーンです。監督が砂ぼこりの舞う、未舗装の道や車1台も通るのが難しい狭い路地で、まるで曲芸のようなカーチェイスを演出されました。このシーンは、3カ月にわたり3つの都市で撮影したんです。映画に緊張感と、爽快感を与えていると思います。
―日本で訪れて印象に残っているスポット、または行ってみたい場所はありますか?
下北沢と名古屋が印象的でした。バイクで日本一周をしてみたいです。
―日本の観客へ、メッセージをお願いします。
日本の観客の皆さん、「ランサム 非公式作戦」にたくさんの関心と、本作を愛してください。私はこれからも、いろいろな作品で日本のファンに会いたいと思っています。いつも皆さんが、幸せでいてくれることを願っています。
<演じたキャラクター/ちゃっかり者のタクシー運転手 キム・パンス>
ベトナム戦争後、多くの韓国人が本国に避難した後も、レバノンに一人残った詐欺師まがいのタクシー運転手。アラビア語が堪能で、非常に頭の回転が速い。危険な状況に巻き込まれることを極度に嫌い、ミンジュンから協力を依頼された際も、最初は嫌がっていた。が、最終的にはアメリカ行きのビザに釣られて引き受けることに。
「ランサム 非公式作戦」
新宿バトル9ほか 全国で公開中
監督:キム・ソンフン『最後まで行く』
出演:ハ・ジョンウ『白頭山大噴火』『チェイサー』、チュ・ジフン『工作 黒金星と呼ばれた男』『アシュラ』
2023年|韓国|133分| 韓国語ほか|原題:비공식 작전(英題:RANSOMED)
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配給:クロックワークス