NewJeansが8日、京セラドーム大阪で行われた「2024 THE FACT MUSIC AWARDS(TMA)」に参加し、〝NewJeans生みの母〟であるアドア(ADOR)ミン・ヒジン前代表を公開的に支持したと9日、複数の韓国メディアが報じた。
記事によるとNewJeansはこの日、「今年のアーティスト賞」「ワールドワイド・アイコン賞」「ワールド・ベストパフォーマー賞」「人気賞」と、4冠王に輝いたという。
受賞のため、ステージに立ったメンバーのダニエルは「(私たちが)このステージに立つために、たくさんの方たちがサポートしてくれました。すばらしいスタッフさん、パフォーマンスディレクターの皆さん、何よりもバニーズ(ファン名称)、本当にありがとうございます」とコメント。続けて「私たちを、いつも大切に守ってくれるミン・ヒジン代表、本当に愛してるし、感謝します」と言い、ミン氏に向かって思いを伝えた。
受賞コメントを終える瞬間、へインが再びマイクをつかみ「最後だと思うので、言おうと思います」「私たちの代表、本当に本当にありがとうございます。たくさん愛しています」と、改めてミン・ヒジンについて言及し、注目を集めた。
8月27日、アドア側は取締役会でミン・ヒジン氏の代表交代を協議し、親会社HYBE(ハイブ)のキム・ジュヨン氏を、アドア社内取締役の新代表取締役に選任。ミン・ヒジン前代表取締役は、アドア社内取締役職を維持したまま、NewJeansのプロデュース業務を担当すると発表した。発表後間もなく、ミン・ヒジン氏は「一方的な解任決議」と主張したが、アドア側は「議案通知、表決処理まで全て商法と定款が定めた手続きに従い、適法に行われた」と反論した。
その後、NewJeansメンバーはファンに謝罪メッセージを伝えるとともに、不安な胸の内を素直に吐露。ミンジはファンプラットフォームを通して「こんなことがあった、あんなことがあったと全部話したかったのだけど、それができずに一週間が経ちました」「心配してくれて、慰めてくれるバニーズたちに『大丈夫だよ』と言いたかったけど、今回は自信がないです」と伝えた。
同日、ダニエルも「バニーズもたくさん心配して、混乱したでしょう」「代表が解任されて、いろいろと大変で悩みが多くなりました」「しばらくの間、少しメンブン(精神崩壊)状態でした。とても不安だったし、ファンのことを考えない日は一日もありません」と書き込みを残している。