「ウイングマン」ドラマ化 作者・桂正和氏のメディア化への思い「心折られた」→再アニメ化呼びかけも

よろず~ニュース編集部 よろず~ニュース編集部
桂正和氏=2022年4月撮影
桂正和氏=2022年4月撮影

 「週刊少年ジャンプ」で1983~85年に連載された桂正和氏の人気作品「ウイングマン」がテレビ東京で実写ドラマ化されることが3日、公式サイトなどで発表された。10月22日、深夜0時半にスタートする。

 連載開始から41年を経てのドラマ化。ファンからの反響も大きかったようで、桂氏は3日に自身のXで「例えばです。高校生の頃 鳥山チルドレンの私が、ドクタースランプに影響受けてデザインした、美紅の髪型は、人が演じた時、再現は難しく、ふわふわはできません。あ、こんばんは、桂です。寝て起きたら世界が変わったみたいで、驚いてます。みなさん、ありがとうございます。」と実写化への思いをにじませつつ感謝した。

 ドラマ化が発表される前日の2日には、やはりXで「メディアミックスについて。」と題して自身の考え方を公表していた。過去の映像化作品を、
夢戦士ウイングマン
映画電影少女
OVA電影少女
TVアニメDNA2
OVAアイズ&アイズピュア
TVアニメZETMAN
ドラマIs”
ドラマ電影少女2018
ドラマ電影少女2019
(原文まま)と羅列した上で「80年代のウイングマンのアニメで、心、折られてから、メディアミックスの考え方が変わりました。」と明かした。

 「私は、その媒体に沿ったアレンジは絶対に必要だと思っています。漫画と映像では、表現方法が違うので。ただ、ストーリーと、キャラクターの”核”だけは厳しく守って来ました。そこを外さなければ、良いと思っています。」と自身の考え方を表現。「完全原作通りを求めるファンの方々からすると、良くない原作者かもしれませんね笑 会議で、もっとこう変えましょう!と言うのは、だいたい私なんで。それでプロデューサーさんが困る笑」と笑いをまじえて説明した。

 ドラマ版の「電影少女」と「I"s」については「愛を持って造ってくれてた」とほとんど口出ししていないことも告白した。一方でアニメ版「ウイングマン」については「だいぶ不満」があるとしながらも「私の漫画を多くの人に知って貰えたキッカケでもあるし、楽曲が優れていて、当時レコードもバカ売れしたんで、色んな意味で感謝は凄くしてますよ!!ホントに!」とフォロー。その上で「確かに、ウイングマンのアニメをリブートして貰いたいですねえ。原作に寄り添って貰いたいけど、現代風にアレンジは必要かと。誰か!再アニメ化しませんか!?」と呼びかけた。

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