夏休み真っ最中、お祖母さんと過ごしていた6歳の子供が口走ったのは、「しまったしまった島倉千代子」「困った困った、こまどり姉妹」という吉本新喜劇でお馴染みだった、今は亡き島木譲二さんのギャグ。時計の見方や引き算と一緒に石川優子とチャゲのヒット曲『ふたりの愛らんど』(1984年)も教わり、完璧に歌えるようになっていたそうです。懐かしのギャグを連発する娘を持つ母、餃子さん。に話を聞いた。
――最初にお嬢さんの口から聞いた時のお気持ちは?
餃子さん。:まず、「しまったしまった島倉千代子」に関しては、実母がいまだに言ってることに驚きと、よく聞いて子供も真似してるのだなと感じ、自分の行動も見つめ直さねば…と複雑な気持ちになりました(笑)。悪い言葉ではないので良いと思いますし、娘は元ネタを知る由も無いからこそ、なんだか面白かったです。
――『ふたりの愛らんど』については?
餃子さん。:娘は全く知らないはずです。ただ、実母が「なつなつなつなつ〜♪」と言えば「ここなーつつ!!」と歌っていたので、息もぴったりで驚きました。私とカラオケ行った時に歌ってみようかなと思ってます(笑)。
――新たに覚えた新ネタはありますか?
餃子さん。:最近はタクシーの運転手さん、トラックの運転手さんのことを「運ちゃん」と呼ぶようになり、まだ祖母の影響が出て来てるのに笑ってしまいました。
――お祖母さんとお嬢さん、とっても仲良しなんですね。
餃子さん。:うちの娘と私の実母は同じ誕生日で、とても性格も似ています。食べ物も好きと感じるポイントも合っているので、一緒にいても心地よいらしく、二人を見てると、まるで親友みたいだなと(笑)とても微笑ましく二人の関係を見ています
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SNSには「英才教育」「逆に新鮮」「きっと二学期はクラスで流行ります」などの声と共に、「まいったまいったマイケル・ジャクソン」、「あたり前田のクラッカー」、「すべってころんで大分県」、など懐かしのギャグが大集合。語り継がれていく昭和ギャグのパワーを感じた。