女性ファッション誌「JJ」のモデルのギャビーが22日、テレビ東京系「じっくり聞いタロウ」で、中学生時代の極貧生活を告白した。
ギャビーは米国人の母と、「英語しかしゃべれない」日本人の父との間に生まれ、4歳まで米国で生活。そのときは「裕福」だったというが、4歳で日本にやってくると、日本の生活になじめなかった母が家を出て離婚。そこから父に育てられることになるが、父は「旅人」で、基本的に家にいない。そのためギャビーは「施設に行ったり、点々としていた」という。
帰国した直後は日本語がしゃべれずいじめられたといい、父も家におらず、自然とグレるように。中学時代は地元で「金髪ハリケーン」と呼ばれるほどの目立つ存在になったというが、家に食事はないため、近所の呼び鈴を押し「ご飯ありませんか?」と聞いて回る日々。そのうち帰宅もせず、友達の家を回るようになっていく。
するとある日、友人から「ギャビーん家、潰れてるよ」と言われ、びっくりして家に戻ると「もう更地。服も犬もなかった」という。犬については「お父さんじゃない。何番目かの女性が置いていった」犬だったといい、家が取り壊されたため「施設に入れられていたので、2匹とも引き取って一緒に上京してきた」と今はきちんと面倒を見ていると話していた。