◆菅田将暉の弟という苦しみと喜び 中学でいじめられ就職1年でうつ診断退職 こっちのけんとが赤裸々告白

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 こっちのけんと
 こっちのけんと

 俳優・菅田将暉の弟でアーティストのこっちのけんとが20日、テレビ朝日系「耳の穴かっぽじって聞け!」で、菅田将暉が兄であることの本音を文章で赤裸々につづった。

 今回は家族にスターがいた人の本音として、菅田将暉の弟で、アーティストとして活躍するこっちのけんとが登場。文章を書いている途中「めっちゃ泣きました」というほど、本心を赤裸々につづった文章が番組で読み上げられた。

 こっちのけんとが中学の頃、兄が突然俳優となり、仮面ライダーに登場していた。当時は学校に行くと「もてはやされたし、嬉しかった。ええやろ、俺の兄ちゃん仮面ライダーやぞと心の中で思っていた」といい、鼻高々で過ごしていたところ「調子に乗っていたようで、気がついたらいじめられていました。ゴミ箱からぼくの筆箱が出てきた日から『菅田将暉の弟』といわれる怖さを体感するようになった」という。

 友人からは兄に会わせろ、サインをもらえなどの要求もあり「なんで気楽にお願いできるのか理解できず、面倒臭いので笑顔で知らん顔をするようになった」という日々。高校に入学すると、自分が菅田将暉の弟だと知る人も減ったと安心していたが、教室の後ろから「あれが菅田将暉君の弟」と言われ、すぐにバレてしまう。

 その後、エゴサをすると、同じクラスという人が菅田将暉の弟は兄のお古の弁当箱を使っているという書き込みをしているのを見つけてしまい「その日から兄の顔に泥を塗らないように」と無理に意識するようになってしまった。

 大学で上京し、兄の部屋に転がり込むも、今度こそ自分自身を生きよう!と決意し、大好きだった歌に夢中になり大学3年でアカペラの大会で全国優勝する。だが同じ頃、兄も歌手デビューを果たし「ふざけるな」「音楽を取られた」という怒りがわいたことも率直につづった。

 その後、就職をするも、理想の弟を演じることを意識し、兄の活躍で両親が喜ぶ姿を見て「悩みが悩みを呼び、入社後1年がたった頃、家の玄関で倒れてしまいました。鬱と診断され、会社も退職させていただきました」というどん底状態に。

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