歌手ピットブル(43)が、『ティンバー』のMVで歌手ケシャ(37)の名前がタイトルから削除されたことについて意図的なものではないとした。YouTubeユーザーらがケシャのクレジットがなくなっていることを発見。2013年の同曲をプロデュースしたドクター・ルークによる復讐ではないかと噂が立っていた。ケシャは性的暴行を受けたとして2014年にドクター・ルークを提訴したことで知られている。
今回ピットブルはケシャのクレジット削除と自分は無関係と主張している。同曲のプロモ動画をXに投稿し「この曲の全ては決して変更されない。チーム・ピットブルはこの件について調べている」と綴った。
ちなみに同曲のMVのタイトルは当初『Pitbull - Timber (Official Video) ft. Kesha』だったが現在は『Pitbull - Timber (Official Video)』に変更されている。
ケシャはドクター・ルークに対して性的暴行、暴力、セクハラ、ジェンダーに基づく暴力、精神的虐待、カリフォルニア州の取引慣行の違反で提訴。長年法廷闘争を繰り広げていたが、約10年が経過した今年3月に訴訟を取り下げていた。
現在ケシャは、独立系アーティストとして自身のレーベル、ケシャ・レコードから初のアルバムをリリース予定。7月にはインディーズ・シングル『ジョイライド』を発表しており、2010年のデビューアルバム『アニマル』の頃に戻ったような純粋で最高な気分と明かしていた。