社会現象となった4コマ漫画「100日後に死ぬワニ」の続編となる漫画「100日後に死ぬ(×)ネズミ」の連載が始まることが20日、明らかになった。同漫画の作者で、漫画家・イラストレーターのきくちゆうき氏が自身のXで発表した。連載はきくち氏のXにて21日からスタートする。
きくち氏は「お知らせです」と題して、イラスト付きの報告文を掲載。続編の開始を発表した。「100日後に死ぬワニ」は2019年12月12日から20年3月20日の100日間、きくち氏のXで連載され大きな話題に。21年には映画「100日間生きたワニ」も公開された。
きくち氏は続編について「自分としては100日間できちんと終わらせたので、続編を描くつもりはなかったんですが」と当初の心境を明かした上で、「4年経った今もワニの漫画を読んでいただき『続編を読みたい』とか『あの後、ワニ達はどうなったんですか?』などのうれしい意見もいただくことがあり、徐々に気持ちも変わっていきました」と心境の変化があったという。
続編では「100日後に死ぬワニ」に登場するネズミやワニなど、キャラクターの“その後”を描く。きくち氏は「『その後』のネズミの日常を今を生きている者として、『ネズミはどうなっていくのだろう』『ワニはどうなったのか?』などと思いながら読んでいただけるとうれしいです」とコメントを寄せた。
また、続編を依頼した双葉社は「テーマは『自分らしく生きること』―。近くにいる相手を知っているようで知らない時代に『寄り添うことの大切さ』となります。親友や恋人、親など大事な人が突然いなくなったとしたら、アナタならどう生きていきますか?そんな問いに対する答えのヒントを、本作から見つけていただけたら幸いです」としている。