ジェジュンは音楽番組、ジュンスはバラエティー「デビュー20周年」ともにつかんだ成功

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ジュンスが15年ぶりにMBCバラエティーに出演すると報じられた(出典:キム・ジュンスInstagram)
ジュンスが15年ぶりにMBCバラエティーに出演すると報じられた(出典:キム・ジュンスInstagram)

 キム・ジェジュンの音楽番組出演に、キム・ジュンスも続く。地上波のバラエティー番組ではなかなか姿を見ることができなかった2人が最近、テレビ出演の情報を明かし、芸能活動の新たな道を開いている。

 韓国メディア「StarNews」の取材によると、ジュンスはバラエティー番組「ゆっくり休んだらよかった」への出演が決まり、収録を控えているという。ジュンスがMBCのバラエティー番組に出演するのは、2009年以降初めて(その後「ゆっくり休んだらよかった」制作陣はStarNewsの取材に、ジュンスの出演については「検討中」と明かした)。

 ジュンスは、2003年に東方神起としてデビューし絶大なる人気を誇ったが、2009年に当時の所属事務所だったSMエンターテインメント(以下、SM)との専属契約効力停止仮処分を申請、裁判沙汰となった。その後、同じくメンバーだったジェジュン、パク・ユチョンとともに東方神起を脱退。2010年にJYJを結成し、活動を再開した。以降、3人は2012年11月にSMとの訴訟を終えたが、テレビ出演への道は険しいものに。

 これは、JYJが東方神起を脱退する過程で、SMおよび韓国大衆文化芸術産業総連合(以下、文産連)との衝突により生じた問題だった。この件に対して公正取引委員会は2013年、SMと文産連がJYJの正当な事業活動を妨害し、公正取引法に違反したものとみて、妨害行為を禁止する是正命令を下す。2015年には、放送局が正当な理由なしに、特定の芸能人の番組出演を禁止することを防ぐ「JYJ法」が、国会で発議された。

 そんなジュンスは現在、主な活動の場をミュージカルに移している。2020年、EBSのトーク番組「EBS招待席」に出演した際は、「チケットを売るためなら、もちろん他の俳優と一緒に宣伝活動をしたいが、僕は呼ばれない」「まだ(テレビ出演は)難しい。皮肉な話だが、これでもかなりマシになったほうだ」と心情を吐露している。

 15年の歳月を経て、ようやく彼らのテレビ活動が本格的に始まった。ジュンスは最近、バラエティー番組「スターパパ奮闘記!スーパーマンが帰ってきた」「シュート! ~レジェンドたちの挑戦3」などと、少しずつバラエティー番組に出演。

 ジェジュンも昨年、MBCのラジオ番組「4時にはユン・ドヒョンです」でスペシャルDJを務め、バラエティー番組「新商品発売~コンビニレストラン」などに出演した。さらに、16年ぶりに音楽番組「SBS人気歌謡」のステージにも立った。番組の中でジェジュンは「とても久しぶりだが、実家に遊びに来たような感じ」「何も変わっていないし、とてもなじみがある。でも売店は少し変わったようだ。好きだったサンドイッチがなくなっていた。同じく好きだったわかめスープはそのままだ。とてもおいしい」と幸せをにじませた。

 デビュー20周年を迎えたジュンスとジェジュンは、年末に合同コンサートの開催を検討中だ。再び集う彼らの姿に、注目が集まる。

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