漫才日本一決定戦「M-1グランプリ」が1日に開幕し、東京・シダックスカルチャーホールで開催された1回戦に、STARTO ENTERTAINMENT所属の「ふぉ~ゆ~」が登場。福田悠太に辰巳雄大、越岡裕貴、松崎祐介の4人が漫才を展開した。
同グループからは2019年と2020年にメンバーの福田悠太と辰巳雄大がコンビを組んだ「つ~ゆ~」が、 2020年には越岡裕貴と松崎祐介が「おつゆ」を組み、それぞれ出場。2組ともに準々決勝進出を果たすことはできなかったが、今年は初めて4人が揃って「ふぉ~ゆ~」として出場。“夏の肝だめし”をテーマに、最初は越岡・辰巳のコンビ漫才と思わせて、福田、松崎が次々と登場するというメンバー4人を生かしたネタを披露した。
越岡は「一つのコンサートをするより疲れましたが、全力を出しました!会場の雰囲気はめちゃくちゃ温かくてお客さんも笑顔でよかったです!」と、辰巳は「前回、前々回とは違って、4人でチャレンジすることにしたんですが、とにかくふぉ~ゆ~らしさは出たんじゃないかと思います。素直な気持 ちを言わせていただくと、2分じゃ足りないです(笑) “お客さんを楽しませる”が、ふぉ~ゆ~のモットーとして常にあるので、3分、4分を使ってもっとお客さんを巻き込んだネタをやりたいなって思いました!」と感想を口にした。
福田は「自分たちで出たいって言ったんですけど、心身疲労がひどいですね(笑) 4年のブランクはあるんですけど、自分の成長も感じられたという か、前回やったときより落ち着いてできたし、楽しかったなって。普段4人でステージに立っているんで、4人でいると安心感があって…4人 でよかったなって再確認しました!」と感慨深げ。
松崎は「疲労困憊という言葉があるじゃないですか(他3人から「最後の15秒しか出てないだろ!」とツッコミが…)今、疲労乾杯したいです (笑) まずはふたり(越岡・辰巳)が場を温めてくれて、そのあと福ちゃんが出てくれて、お客さんの笑い声を聞いて、3人が戦ってるのに、 僕も全力を出さなきゃダメだなって。で、気付いたら終わってましたね(笑)」と振り返った。
1回戦突破の結果発表は同日午後7時頃に公式サイトで発表される。越岡は「1回戦ネタの松崎の出番が15秒だけだったので、2回戦にいったら時間が増えるわけですよ、そうすれば松の出シロが増えるわけで、そうなったときの新しい漫才を皆さんに見てもらいたいですね!」と意気込みを口にした。