夏から秋にかけ人々を悩ます蚊。
「プーン」という羽音が耳元で音が聞こえるだけでゾッとする人も多いと思いますが、なんと今、SNS上ではそんな蚊を指に留まらせる画像が話題になっています。思わず叩いてしまいそうですが…大丈夫。実は紙製、ペーパークラフトの作品だそうです。
制作したのは、「ハサミック・ワールド」としてイベントに出店する、しざーはんずさん。ハサミを使い、下書き無しで切り抜かれる蚊は、糸のような足や口針まで本物そっくり。特に、手に大量に群がっている画像にはゾワゾワ、見ているだけで痒くなりそうです。話を聞きました。
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――なぜ蚊を?
しざーはんず:生き物が大好きなので、いろいろな生き物を作る一環として作りました。サイズはほぼ実物大で、少し大きいかな、くらいです。 他に2倍くらいのサイズと1.5倍くらいで吸血中のものも作りました。
サイズと細部の模様や触角などの種の特徴をできるだけ正確に再現できるようこだわって制作したのですが、やはり小さく立体的に作るのが難しかったです。
――今後の目標は?
しざーはんず: 更に小さな実物大の生き物をつくることと、1m以上の大きなの実物大のものを作ることです。 最大作品が5mのニシキヘビ骨格なので、これに遜色ない感じのものを作りたいと思っています。
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SNSには「画像をみるだけでもう痒い!」「凄すぎる」海外からも「素晴らしい作品!ペーパークラフトだと知らなかったらデング熱が怖くて叩いていたかも」などの反応が寄せられました。実際に作品を購入した方からは「驚きの作品」とのこと。しざーはんずさんの作品は指の先ほどの小さなものから大きなものまで、ほぼ生き物。生きているようなペーパークラフトの蚊からも、強い生き物への愛を感じました。
しざーはんずXアカウント:https://twitter.com/salvare035