〝NewJeansの母〟ミン・ヒジン代表に浮上 セクハラ事件隠蔽に代理人が反論「互いの誤解を解こうと努力」

椎 美雪 椎 美雪
写真はイメージです(Tinnakorn/stock.adobe.com)
写真はイメージです(Tinnakorn/stock.adobe.com)

 〝NewJeansの母〟であり、芸能事務所アドア(ADOR)代表のミン・ヒジン氏に浮上した「セクハラ隠蔽疑惑」について29日、同氏の代理人が報道を否定するコメントを発表した。

 この疑惑は、韓国メディアのディスパッチ(Dispatch)が25日に報じたもので、これによると3月にアドアの女性社員が、男性役員から社内ハラスメント(セクハラ)を受けたとして報告した後、その社員はアドアを退社。男性役員は、会社から警告措置を受けたという。この事件に関して、ミン代表は男性役員の味方になり、女性への訴えを煽るようなメッセージを送ったとし、同メディアが該当のやりとりをしたメッセージを公開したことで、セクハラ事件の隠蔽疑惑が浮上した。

 ミン代表の法定代理人である、法務法人世宗(セジョン)は「該当のセクハラ案件は、3月16日付ですでにHYBE(ハイブ)人事委員会で〝容疑なし〟として終結している。法務と人事、広報などについてHYBEで直接シェアードサービスをする状況で、本人たちの判断を覆し、再びこの件を問題視することは理解ができないだけでなく、ミン・ヒジン代表を攻撃するために、突然違う解釈をするのは不当なやり方だ」とコメントを発表。

 また「問題となった社員が出席した席は2月1日の着任後、業務を把握するためにつくられた席であり、該当社員も出席に同意している。当時の会食の場は、問題なく終了した」「ミン・ヒジン代表は両者の意見をバランスよく聞き、葛藤を調整しようと努力し注意と警告を通して、今後似たような問題が再び発生することを防止する役割を忠実に行った。同時にHR手続きの改善、透明性の向上など、より良い制度運営のための提案をHYBEへ行っている」と説明した。

 続けて「個人間の対話内容を、報道で使用することは個人攻撃であり、本質とは関連がないだけでなく、個人間の対話を第三者に公表するという、明白な不法行為に当たる」「当該事件は、2人の職員に積もった誤解を和解により解決した事件であり、過去に終結した事が再び報道され、2次加害が発生する可能性があることを留意してほしい」と付け加えた。

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