トラックからのSOSサインがSNS上で大きな注目を集めている。
「暑い日が続いているので皆さんに知っておいて欲しいのですが誰も乗っていない停車中のトラックがクラクションを鳴らし続けていたら怖がらないで直ぐに荷台を開けて下さい。人がトラックの荷台に閉じ込められて中から助けを求めているのかも知れません。」
と注意喚起したのはトラックやバスを製造する商用車メーカー勤務の「商用車メーカーの中の人」さん(@trucknakanohito)。
この炎天下、荷台に閉じ込められてしまったドライバー、作業員の心境を思うとぞっとする。
SNSユーザー達から
「なるほどSOS信号みたいなものなんですね。人呼びつつ開けるのがよさそうですね!」
「私も教えてもらった。
…で、体験として閉じ込めてもらったんだけど冷気と闇が広がってて怖かったぞ。
『もういい、開けて!』
荷台壁を叩いて懇願し続けてから3分後に解放されました。
トラウマに近い」
「内部に緊急スイッチがあり、緊急時に押すとクラクションが爆音で鳴り続きます❗️
冷房車でも危険だし、冷房車じゃなかったら蒸し焼きにされてしにます。
本気で緊急だから怖がらないで開けてほしい。」
など数々の驚きの声や賛同の声が寄せられた今回の投稿について、商用車メーカーの中の人さんにお話を聞いた。
ーー荷台に閉じ込められてしまう事故はどのような経緯で起こることが多いのでしょうか?
中の人:ドライバーが荷物を降ろしてる時や荷台に積む時に、身体が荷台のドアに当たってしまいドアが閉まってしまう事があります。
ーーおおよそのトラックは荷台の内部からクラクションが鳴らせるよう設計されているのでしょうか?
中の人:割合は不明ですが、最近のトラックには割と多くこの様なスイッチはついています。
ーー投稿の反響へのご感想をお聞かせください。
中の人:予想以上の反響があり驚いていますが、多くの人に知って貰えたのであれば嬉しいことです。
◇ ◇
日々、SNSやnoteで商用車に関する情報を発信する商用車メーカーの中の人さん。特にnote記事「新!『商用車メーカーの中の人』が真剣に行う商用車業界の研究コンパクト Ver」では貴重な商用車メーカーや業界事情を丁寧に解説しているので、ご興味ある方はぜひチェックしていただきたい。
商用車メーカーの中の人さん関連情報
Xアカウント:https://x.com/trucknakanohito
note記事「新!『商用車メーカーの中の人』が真剣に行う商用車業界の研究コンパクト Ver」:https://note.com/trucknakanohito/n/n82c0121b8c35