前参院議員で、7日投開票の東京都知事選に立候補した蓮舫氏(56)が13日、インスタライブで、元宮崎県知事で衆院議員も務めた東国原英夫氏(66)やテレビプロデューサーでタレントのデーブ・スペクターを名指しし「ちょっとひどいのに対しては、ちゃんとSNSで反論し始めた」ことを明かした。
蓮舫氏は、都知事選を振り返り「楽しい選挙でした」としながらも「その後なんかいろいろ叩かれているらしいんだけど、見てないからわからないんだよね。蓮舫だから叩いていいんだ、みたいな空気はきつかった」と、自身へのバッシングについて言及した。
これまでは、バッシングを受けても「わたしだったら、そういうのってガマンできちゃうし流してたんだけど」と語った蓮舫氏。「今回思ったのは、それを流しちゃうと次の子たちが流しきれないなっていうことに気づいて、流しちゃいけないんだって。わたしが流して終わる話じゃないんだってことに気づいた。次の子たちがきっと、こういうのと戦っちゃうと思ったら、きっちり詰めなきゃと思った」と、SNSに反論する理由を語った。
蓮舫氏は「東国原さんも、デーブさんも、連絡ないからね」と明かす。「ここは反論しておかないと、蓮舫は何言ってもいいんだってっていうことに輪をかけちゃう。だって友だちじゃない人が…蓮ちゃんって言われてるんだよ、テレビで。携帯も知らなければ、ご飯も食べたことがなければ連絡したことない人がちゃん付けだよ」と、東国原氏に猛反論した。
「もう、何やってもいいんだって空気は、どこかで止めておかないと政治家になる女の子も手を挙げられなくなるし、男の子も手を挙げられなくなってくる」と熱弁。SNSでの誹謗中傷についても、開示請求を「ちゃんとやっていこうと考えている」と述べた。
東国原氏はテレビ番組で「昔からの友人なので厳しいことを言いますが、蓮ちゃん、やっぱり生理的に嫌いな人が多いと思います」などと発言。デーブはX(旧ツイッター)で「蓮舫がテレビ司会者に転身→ヒステリーチャンネル」とネタ投稿し、蓮舫氏はXでそれらに反論していた。