落語家の桂ざこばさん急死 76歳 喘息のため 弟子の襲名会見では「全然あきまへん」

よろず~ニュース編集部 よろず~ニュース編集部
桂ざこばさん=2018年撮影
桂ざこばさん=2018年撮影

 上方落語家の桂ざこばさん(本名・関口弘)が12日午前3時14分、喘息(ぜんそく)のため、自宅で亡くなった。76歳だった。

 所属事務所の米朝事務所が同日、発表した。

 ざこばさんは1947年(昭和22)、大阪市生まれ。63年に桂米朝さんに弟子入りし、桂朝丸の芸名でデビュー。小噺の「動物いじめ」や、日本テレビのバラエティ番組「ウイークエンダー」のリポーター役で全国区になった。

 1988年に二代目桂ざこばを襲名。ABCテレビ「ざこば・鶴瓶らくごのご」、NHK「生活笑百科」などの出演で人気を博した。2008年、大阪市西成区に寄席「動楽亭」を開設した。

 21年末まで持病の喘息に、慢性閉塞性肺疾患を併発して入院、休養を繰り返していた。4月30日には弟子の襲名会見に出席。「喘息で全然あきまへん」と語っていた。

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