女優のオリヴィア・マン(43)は両胸の切除術を受けた後、これまでに経験したことのないような「泣き方」をしたと語った。
昨年3月にルミナールBタイプの乳がんと診断されたことを公表、5月に両乳房の切除手術を受けていたオリヴィアが、自分の体をチェックした時の苦悩を語った。
ポッドキャスト『SheMD』に出演した際、オリヴィアは「バスルームで一人で、自分の胸を見て、人生で泣いたことがないくらい泣いたの」「打ちのめされた。もはや自分ではないみたいだった。どうやってこれから自分の服を着ればいいのか分からなかった」「『あぁ、もう色んなスタイルを着ることができないんだ』って思ったのよ」「誰かが私の胸を取りはずして、テープと紙でタッパーウェアーを取りつけたみたい感じだったわ」などと語っている。
オリヴィアは「皮膚を埋めるためだけに」自分の希望よりも「大きなインプラント」を受け入れなければならなかったといい、今後、人々が事情を知らずに「ひどいおっぱい整形」をしたと判断するのではないかと心配しているという。「大きな胸にはなりたくなかったの。おっぱいを整形したみたいにはしたくなかったの。でも執刀医にとてもはっきりと、『そのようになりますよ』 と言われたわ」「私の関心事は、私が生きていて、赤ちゃんのためにここにいることだけだった。でもそのことは横に置いておいて、「いつかみんな、私ががんだったことは忘れるか、知らないだろうけど、私を見て、『ああ、なんてひどいおっぱいの整形なんだ』って思うだろうね」と続けている。
またパートナーのジョン・ムレイニー(41)との間に2歳のマルコム君を持つオリヴィアは、乳房再建だけでなく、リンパ節切除手術を受けており、「傷跡を隠す」ために髪を伸ばすことにし、「インプラントの脇を隠して、気楽に過ごしたいの。いつかもっと気が楽になるかもしれないわ」と明かしている。