3度の結婚経験を持つ大女優が死去、101歳 22歳の時に暴行を受けたことも明かす

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 ジャニス・ペイジ
 ジャニス・ペイジ

 ハリウッド女優のジャニス・ペイジが死去した。101歳だった。ハリウッド・リポーターによると、3日に長年の友人であるスチュアート・ランパーがジャニスの他界を発表、ロサンゼルスの自宅での自然死だったという。

 ハリウッドの「最後の偉大なアイコン」の1人と称されるジャニスの訃報を受けファンからの追悼の声が多く寄せられており、ジャニスの60年にわたるキャリアで演じた役柄の画像や動画の数々がソーシャルメディアに投稿された。

 1922年9月16日にワシントン州タコマで生まれたジャニスは、高校を卒業後に姉と共にロサンゼルスに移り住み、第二次世界大戦中に映画会社が軍隊をもてなすために設立したクラブで歌手として雇われた。その後、1944年にエスター・ウィリアムズら主演の『バーシング・ビューティー』で映画デビューを果たし、CBSのシットコム「イッツ・オールウェイズ・ジャン」シリーズ、1957年のミュージカル映画『絹の靴下』、1960年のコメディ映画『ママは腕まくり』に出演、1964年にはコメディ界のレジェンドの故ボブ・ホープと軍人慰問活動の一環としてベトナムでのクリスマス・ショーで共演したことでもよく知られている。

 1968年から2年間、ジャニスはアンジェラ・ランズベリーに代わってブロードウェイの『マメ』のタイトル・キャラクターを務め、1984年の『アローン・トゥギャザー』が最後の舞台出演となった。

 一方、2018年には大富豪の故アルフレッド・ブルーミングデールから22歳の時に暴行を受けたと明かしたジャニスは、「95歳になって、時間は私の味方ではないし、沈黙もそうでない。私はただ自分の名前を加え、『私も』と言いたいだけ」と語り、#MeToo運動に参加した。

 その後、2003年にフランク・シナトラらハリウッドスターたちとの出会いを語る番組『ザ・サード・アクト』に出演、2020年に回顧録を出版した。

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