アベンジャーズ俳優 除雪車下敷き事故で頭蓋骨骨折、眼球が飛び出していた!全身38カ所骨折で生命維持装置

海外エンタメ 海外エンタメ
ジェレミー・レナー
ジェレミー・レナー

 「アベンジャーズ」シリーズなどに登場するマーベル作品のヒーロー、ホークアイ役で知られる俳優のジェレミー・レナー(53)が、除雪車の下敷きになった事故からの回復が奇跡的であったことを明かした。昨年1月に、ネバダ州にある自宅近くで起きた事故により瀕死の重傷を負い、2週間入院したジェレミーは、あまりの状況の深刻さから、当初、元妻ソニー・パチェコとの10歳の娘エイヴァちゃんには見せないようにされていたという。

 『ザ・ケリー・クラークソン・ショー』への出演時、ジェレミーはこう話している。「自分にとっては、風で倒されたくらいの感じだったんだけど、38か所も骨折し、目は飛び出して、頭蓋骨はつぶれていた。ひどかったよ」「でもよくなったから、何よりもそれが重要なことだ」「最初の14日間は、かなり生命維持装置につながれていた。回復は無理って感じだった。娘にはすべて隠してたよ。娘のことさえ僕は覚えていなかった。それほど事故直後の僕はひどい状態にあったんだ」

 そして退院して、自宅に戻り、待っていた娘を見て本格的に回復し始めたという。「その時に生きる力が一気に戻ってきた。娘が僕の人生の原動力だからね。娘がすべてなんだ」「娘の顔に初めて恐れが見えた。それで『相当やばい見た目なんだろうな』と思って鏡を見たよ。かなりひどかったね」「そこで初めて、現実感が襲ってきた。娘にとって、甥にとって、家族全員にとってどういうことかっていう現実感がね」

 そして、その時に娘に全快を誓ったそうで、「娘には待っててくれって頼んだんだ。『骨が38か所も折れちゃってるんだ。でも治るからね。待っててくれたら、良くなるし、これまでよりもっと早く強くなるって約束する。だから待ってて』ってね」と続けた。

 また、事故から1年後にファーストシングル『ウェイト』をリリースしたジェレミーは、その制作過程が自身にとってだけでなく、家族全員にとって癒しとなっていたとして、「娘はピアノを弾くから、曲作りにも参加してほしかった。何か前向きなことに生かそうと思ってね」「それが事故からずっとやっていることだよ。音楽は最高のはけ口だ」と語った。

おすすめニュース

気になるキーワード

新着ニュース