子役からキャリアをスタートし、すっかり大人の女優となったパク・シネが5月6日、東京・一ツ橋ホールでファンミーティング「2024 Park Shin Hye Asia Tour
オープニング映像が終わると、すでにスタンバイしていたバンドが演奏を開始。暗転の中、パク・シネが舞台袖からセンターへ歩いてくると、その姿を確認したファンから歓声があがった。
パク・シネは春らしい、花柄模様の白いワンピースで登場し「腕枕」を歌唱。かわいらしい歌声に、ファンは拍手で応援する。
歌い終えたパク・シネは「久しぶりですね、本当に会いたかったです」とあいさつ。ドラマ撮影中に風邪をひいてしまったことを打ち明け「声があんまり出なくてもどかしいですが、あたたかい気持ちで包み込んでくれたらうれしいです」と伝えた。
まずは第1部として昨年、俳優生活20周年を迎えたパク・シネのフィルモグラフィーについてトークを展開。日本でも人気を集めたドラマ「天国の階段」で正式に俳優デビューしたという話とともに、場面写真が画面に映し出されると「(幼くて)かわいかったですね」と笑顔を見せた。
そして今回の来日時、ドラマ「美男<イケメン>ですね」「オレのことスキでしょ。」で共演した、CNBLUEのジョン・ヨンファから突然連絡が来たことを明かし「びっくりしました。『どうして急に?』と(笑)」会場を驚かせ、ヨンファも日本でイベントを行っていたことから、彼女の来日を知り連絡を取ってきたと伝えた。
パク・シネはこれまで出演してきた作品で、たくさんの〝イケメン〟と縁があったと説明。次に紹介したドラマ「相続者たち」でも「たくさんのイケメンから愛されました。そのおかげで、この作品は皆さんからたくさん愛情をいただきました。海外ファンの皆さんに会う機会も増えた作品です」としみじみ。
その後も、ドラマ「ピノキオ」「ドクターズ~恋する気持ち」「ザ・コール」「アルハンブラ宮殿の思い出」、映画「尚衣院-サンイウォン-」「あの日、兄貴がともした光」「#生きている」、最近放送が終了したドラマ「ドクタースランプ」まで作品一つ一つを振り返り、ファンとともに懐かしんだ。
第2部では、MCの古家正亨(ふるや・まさゆき)氏が登場。ファンと楽しむゲームコーナーへと移行した。
ファンから事前に募集したメッセージを見たパク・シネは「たくさんありますね」と驚愕。ランダムに選ばれ手紙を読まれたファンは、パク・シネを前に感動のあまり泣いてしまったり、驚きで言葉を失ってしまったりと、さまざまな反応を見せた。
そしてパク・シネは「黒ひげ危機一髪ゲーム」、ショート動画で大バズリした「『可愛くてごめん』チャレンジ」「ドーナツ積み上げミッション」などに挑戦し、見事全てクリア。抽選で呼ばれた幸運なファンに豪華プレゼントがパク・シネから直接手渡されるのだった。
楽しい時間はあっという間に過ぎ去り、イベントも終わりが近づいてくる。パク・シネが「約5年ぶりに東京に来ることになって、とてもときめいて、皆さんに本当に会いたかったです」と言い、涙をこらえながら「こうしてたくさんの方がイベントに来てくださり、ありがたくて幸せです。また、すぐにでも戻って来たいなと言う気持ちです」と伝えると、会場からはあたたかな惜しみない拍手が送られた。
ファンをバックに記念撮影すると、バンドチームが再びスタンバイ。「私が大好きな歌を贈ります。この歌の歌詞のように、私が皆さんの森になってあげたいと思い、準備した曲です。疲れて大変な時、私が皆さんから大きな癒やしをもらったように、今度は私が皆さんの癒やしになれるような、森になってあげたいです」と明かし、「Forest」を歌い上げた。
その後、さらに「Wonder」と「I'm Saying」(ドラマ「相続者たち」OST)を歌い、歌いながらほっぺハートや手を振ってステージを端から端まで歩くなどのファンサービス。最後に日本語で「皆さん愛してる~」と愛情を伝え、ファンミーティングは幕を下ろした。
「2024 Park Shin Hye Asia Tour <Memory of Angel> in TOKYO」
M01:腕枕
M02:言葉もなく「美男<イケメン>ですね」OST(オリジナル・サウンドトラック)
M03:あなただったのですね「シラノ恋愛操作団」OST
M04:真っ黒に「となりの美男<イケメン> 」OST
M05:Story「相続者たち」OST
M06:夢を見る「ピノキオ」OST
M07:Forest(原曲:チェ・ユリ)
M08:Wonder(原曲:D.O.)
M09:I'm Saying 「相続者たち」OST(原曲:イ・ホンギ)
パク・シネ ジャパンオフィシャルファンクラブ:https://parkshinhye.jp/