薬物依存症に悩んでいた人気ラッパー・エミネム 16年間のしらふを祝福 一時は致死に近い量摂取

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エミネム
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 人気ラッパーのエミネム(51)が16年間のしらふを達成した。サポートグループから贈られた16年を記念するコインを手に置く写真をインスタグラムに投稿したエミネム(本名マーシャル・マザーズ)、キャプションなしの投稿にはファンや家族、友人からの祝福のメッセージが溢れている。

 弟のネイサン・マザーズは、「偉大な影響とメンター」、長年エミネムの音楽マネージャーを務めるポール・ローゼンバーグは、「スウィート16。君を本当に誇りに思う」と言葉を残している。

 長年ドラッグの依存症に悩んでいたエミネムは、2007年に致死に近いオーバードーズを経験し、リハビリ施設に入っていた。

 10人のディーラーからドラッグを買い、一晩に「75から80錠の精神安定剤(バリウム)」を飲んでいたとしてエミネムは以前XXL誌にこう振り返っていた。「簡単に言えば、ドラッグの重度な使用や依存は自分の人生のわずか5年ほどだった。思い返すといかれてるよ」「当時は長く感じたけど、今思えば、自分の問題が爆発したのはそう長い時間ではなかった」

 リハビリ施設を退所した際はドラッグ依存が健康習慣に替わったとしてエミネムは、2015年のメンズ・ジャーナル誌でこう明かしてもいた。「リハビリ施設を出て、体重を落とす必要があった。そしてしらふでい続ける方法を見つけなくてはいけなかった」「意識がおかしくなるほど(ドラッグを)やらないと眠れない問題があった。だからランニングを始めた。自然なエンドルフィンが出たし、眠りを助けてくれた。完璧だったよ」「運動が依存に取って代わるのはわかりやすい。別の依存だけど、自分に良いものってこと」

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