元ワン・ダイレクションのメンバーで歌手のハリー・スタイルズ（３０）に８０００枚のカードを送ったストーカーに、１４週間の禁錮刑が言い渡された。
１８日（火）、ロンドンのヘンドン治安判事裁判所内にあるハロー・クラウン・コートに出廷したマイラ・カルヴァーリョ被告（３５）は、４週間足らずの間に８０００枚ものカードを送付し、ハリーに深刻な不安や苦痛を伴うストーカー行為を行った罪を認め、１４週間の禁錮刑と今後ハリーのライブへの出入り禁止を言い渡された。
デイリー・メール紙によると、マイラはロンドン南西部のケンジントン＆チェルシーにあるホステルに滞在していたそうで、他にもハリーへの一切の連絡の禁止と、法廷で説明されたロンドン北西部の地域に立ち入り禁止を命じる１０年間の接近禁止命令が下されたほか、被害者課徴金１３４ポンド（約２万５７００円）の支払いが命じられたという。
ハリーが、恋人の女優テイラー・ラッセル（２９）とのロマンティックな休暇をカリブ海で過ごした後に北ロンドンでストーカー被害に遭っていたことを、ある関係者はザ・サン紙にこう話している。「ハリーは酷く怯えていました。彼は月の始めをテイラーとジェームズ・コーデンと共にアンギラ島で過ごし、素晴らしい休暇となりました」「これは戻ってきて間もなくの出来事でした」「ハリーは、これまで通りに過ごしたいと思っていますが、心配ですよね」
２月に行われた裁判では、母国ブラジルにパートナーがいるマイラが、ハリーに対して「性的衝動」を抱いたとされ、マイラの弁護士であるクレメンタイン・サイモン氏は、ブラジルにいるマイラの主治医は、マイラが「躁病エピソード」に苦しんでいると考えており、本人が弁明を述べるに適しているかどうかに疑問を呈していた。
ハリーは２０２２年にも、ストーカー行為で有罪判決を受けたダイアナ・タラザガ＝オレロ（２９）から判決の３年後に自宅に押し入られる被害に遭っており、当時ハリーが夜間警備員を雇い、寝室のドアにパニックロックを取り付けていた事がザ・サン紙によって報じられていた。
