韓国のミュージカル女優、キム・ファンヒが12日に楽屋で違法撮影カメラを発見し警察へ通報したことが明らかになる中、その犯人が同作で共演しているB1A4メンバー、サンドゥルのマネジャーであることが17日、判明した。
サンドゥルの所属事務所であるWMエンターテインメントは、この日「今回の件で傷ついた俳優、所属事務所へ、深くおわび申し上げます」と公式にコメント。
そして「当社は事の深刻さを痛感し、俳優の安全のため最善の努力をいたします。公演関係者の方たちにも、謝罪いたします」と伝えた。
キム・ファンヒは3月より、ミュージカル「Next to Normal」に出演中で、公演会場であるクァンリム・アートセンターの楽屋にカメラが設置されていたのを本人が発見した。キム・ファンヒの所属事務所であるブルーステージは16日、「楽屋は単純な待機スペースではない。舞台に上がるその時まで待機し、舞台衣装に着替え、公演後はシャワーも浴びる」とし「そのような空間に、違法撮影カメラを設置するのは、明白な犯罪行為だ」とコメント。
以降、事態が一段と大きくなると「違法カメラを設置した犯人は、有名アイドルのマネジャーだった」と韓国メディアで報じられ始め、WMエンターテインメントはこの事実関係を認めて、犯人はサンドゥルのマネジャーであることを明らかにした。
この事実を知ったネットユーザーは「鳥肌が立つほど怖い」「そんな人が芸能人のマネジャーをやってるなんて!」「ほかの芸能事務所も、絶対この人は受け入れてはいけない」などの反応を見せている。
キム・ファンヒは2015年、ミュージカル「ファンタジア」でデビュー以降、「嫌われ松子の一生」「キンキー・ブーツ」「マンマ・ミーア!」「RENT」など、数々の作品で活躍する実力派俳優だ。
<以下、WMエンターテインメント公式コメント>
こんにちは、WMエンターテインメントです。
最近浮き彫りになった事案に関して、当社の立場を申し上げます。
まず、今回のことで傷ついた俳優の方と所属事務所へ、深くおわび申し上げます。
今回の件に対し、当社は深刻さを痛感し、俳優の方の安全のために最善の努力をいたします。そして、公演に力を注がれている全ての俳優の皆さん、関係者の皆さん、ファンの皆さんにも謝罪いたします。
当社は事実を認知後、該当の現場マネジャーを即時にアーティスト同行業務から外し、解雇措置を取りました。また、該当スタッフが出入りしていた公演会場とスタッフの宿舎、および社屋などの調査を終え、余罪がないことを確認しましたが、万が一の事態に備え、警察の捜査に最大限協力し、関連内容に対して注視していきます。
今後はより徹底したスタッフの教育と、アーティストとスタッフの安全と保護に努めたいと思います。
そしてこの件に関して、推測した内容の報道は自制いただくよう、お願い申し上げます。
多くの方たちにご迷惑をおかけしたこと、改めておわびいたします。
ありがとうございます。