衆院東京１５区補選（江東区、１６日告示・２８日投開票）に政治団体・日本保守党から立候補を表明している飯山陽氏（あかり、４８）が１５日、同区内で日本保守党代表の百田尚樹氏（６８）と街頭演説を行った。
百田氏は１４日、日本維新の会の金沢結衣氏（３３）の応援に駆けつけた大阪府の吉村洋文知事（４８）の演説を聞いたことを明かし「吉村さん、いくつかギャグ言ってましたが全部すべってました。私は笑いにはうるさい。大阪から来たら、やっぱりひと笑い取って帰れ！と思うんですね。大阪人としてね」と〝大阪ジョーク〟にダメ出しした。
飯山氏の選挙事務所近くの商業施設で金沢氏、吉村氏が演説。百田氏は「Ｘでも写真が出ている。吉村さんの頭越しに、よく見ると私と、有本香さんと、飯山さん、３人で写っているんですね。有本さんと飯山さんは、腕組んで怖い顔でにらんでいる。吉村さんは私が来ているとわかっているのに、目と目を合わそうとしない」と、敵情視察がバレバレだったとした。
日本維新の会の音喜多駿参院議員（４０）のＸなどに投稿された画像で、にらみをきかす百田氏らの姿が写り込んでいた。
人気バラエティ番組「探偵！ナイトスクープ」のチーフ構成作家を３５年務めた百田氏。吉村氏を好きでも嫌いでもない、と断った上で「しょうもないネタくってね、すべってますねん。きれいにね。それでやめときゃいいのに、もう一回同じネタしゃべっとるんですよ。またすべっている。当たり前や。腹立って、思わずヤジりかけた」と注文をつけていた。
