不動産を売却したが…過半数が感じた「査定額」との差 うち6割超は「査定額より安かった」 業者で左右

よろず~ニュース調査班 よろず~ニュース調査班
 ※画像はイメージです(takasu/stock.adobe.com)
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 インターネットリサーチ事業を展開するNEXER社はこのほど、不動産エージェントとのマッチングサービス「TAQSIE(タクシエ)」を運営する三菱地所リアルエステートサービスと共同で、不動産売却をしたことがある全国の男女410人に対して「不動産の査定額と売却額の差」に関するアンケートを実施し、その結果を公開。過半数が査定額との差があったと回答した。

 査定額と実際の売却額については、55.1%が「差があった」と明かした。このうち、66.8%は「査定額より安く売れた」というが、残りの33.2%は「査定額より高く売れた」と回答。一般的には「査定額>売却額」とされるが、査定額よりも高く売れたケースもあった。

 査定額との差があったことに対する納得度では、高く売れた人は9割以上(92.0%)が「納得している」との意向を示したが、安く売れた人は約4割(42.3%)しか納得していなかった。

 査定額との差があった理由について、高く売れた人からは「買取業者の違い」(20代女性)、「営業担当者の知識の差」(50代男性)、「状態が良かった」(30代女性)など、業者の力量や不動産の管理状態を挙げる声が多く見られた。一方で、安く売れた人からは「自分の知識のずれ」(40代男性)、「仲介人の言いなりになって任せすぎた」(40代女性)、「不動産会社が真剣に売却に取り組んでくれなかったため」(50代女性)などの声があった。

 同調査は双方の理由を比較し「不動産が査定額より高く売れるか安くなってしまうかは、買取業者と担当者によって大きく変わってくるといえるでしょう」とまとめた。

・タクシエ(TAQSIE)公式サイト:https://www.mecyes.co.jp/taqsie/

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