歌手の倉木麻衣が26日、大阪府庁で「脱炭素エキデン365」プロジェクト On your marks(オンユアマークス)ミーティングの記者発表会に同プロジェクト「グリーンパートナー」として大阪府の吉村洋文知事らと出席した。
作詞を手がけたイメージソング「Thank you for everybreath」が公開され、会場に曲が流れ終わるとライトグリーンのトップスとホワイトのロングスカートで登場。普段からSDGsに取り組んでおり、この日の衣装もリサイクル素材で作られている。「息を吸って吐いているのは当たり前のことじゃない。無条件の愛で母なる地球を支えてくれている、愛してくれているという思い、逆にありがとうという気持ちと、子どもたちにこういう未来を繫いでいっていただきたいなという気持ちで(詞を)作らせていただききました」と曲への思いを語った。
大阪府と一緒に同プロジェクトを推進する株式会社スタジオスポビー代表取締役の夏目恭行氏はグリーンパートナーに起用した理由について「SDGsで会ったり、環境問題の部分で積極的に活動されていることはすごく知っておりましたし、(名探偵)コナンの曲であったりとか、幅広い世代に親しみのある方なので」と説明した。
同プロジェクトは2025年の大阪・関西万博の開幕までの1年間(2024年4月14日~2025年4月13日)、CO2排出抑制に取り組み、その脱炭素活動のスコアを見える化しようと、昨年12月に発足。大阪府、経済界、府民と脱炭素社会の実現に向けた行動変容を促す。
吉村知事から万博への期待を聞かれた倉木は「やっり、良い未来に向けて、私たちがどういうことをしたらいいのかということを思う万博になることと、また、海外からもたくさん人が来て日本の良さっていうのを知っていただけると思うので、本当に素晴らしい万博になっていただけることを期待しています」と開催を楽しみにしていた。