『トッツィー』『フレンズ』女優が死去、79歳 20年以上多発性硬化症で闘病

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テリー・ガーさん
テリー・ガーさん

 米女優テリー・ガーさんが死去した。79歳だった。テレビや映画140作品以上に出演したテリーが29日、「家族や友人に見守られる中」他界したことをパブリシストがピープルに伝えた。テリーは20年以上前から多発性硬化症の闘病生活を続けていた。

 ボードビル芸人の父親と衣装制作に携わる母親との間に生まれたテリーは、バレエなどのダンスを習得した後、ニューヨークのリー・ストラスバーグ・インスティテュートで演劇を学んだ。ダンサーとしてデビューを果たしたテリーは、数々のバラエティ番組に出演したほか、『ラスベガス万才』を含む複数の映画でエルヴィス・プレスリーと共演した。その後ジャック・ニコルソンとボブ・ラフェルソン脚本の『ザ・モンキーズ恋の合言葉HEAD!』で初めてセリフのある役を獲得、1974年にはフランシス・フォード・コッポラ監督の『カンバセーション…盗聴…』とメル・ブルックス監督の『ヤング・フランケンシュタイン』に出演した。また1982年のダスティン・ホフマン主演作『トッツィー』では、アカデミー助演女優賞にノミネートされた。またテリーはテレビの世界でも活躍し、『MASH』や『おかしなカップル』『フレンズ』といった数々の人気ドラマに出演した。

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