立花孝志氏 みんつく党代表権争い訴訟敗訴振り返り「眠れない1日でした」 不安?高揚感? N党を「政権与党側に」

杉田 康人 杉田 康人
国会内で定例会見に臨んだ立花孝志氏
国会内で定例会見に臨んだ立花孝志氏

 政治団体・NHKから国民を守る党の立花孝志党首(56)が22日、国会内での会見で、みんなでつくる党(旧政治家女子48党)の代表権争いをめぐる訴訟の判決が下された前日を振り返り「何か久しぶりに眠れない1日を過ごした」と述べた。

 斉藤健一郎参院議員(43)が大津綾香氏(31)を相手取り、代表者変更を証する書面の作成や交付など登記を求めた訴訟の判決で、東京地裁は21日、斉藤氏の請求を棄却した。

 立花氏は「なかなか眠れない1日でした。武者震いなのか。高揚感みたいなものもあったんでしょうけど。ワクワク感なんかも入り混じった心境」と述懐。立花氏の自宅マンションは、破産したみんなでつくる党の口座から家賃が支払われていることも踏まえ「この家出ていかなきゃいけないのかな…とか、佐助くん(立花氏の愛犬)とどうなるのかな、みたいなことも考えたりとか。当然何とでもなるんですけど」と不安ものぞかせた。

 みんなでつくる党の代表権訴訟で大津氏に軍配が上がり、政治団体のNHKから国民を守る党を国政政党に返り咲かせることを誓う立花氏は「2度目の挑戦になりますけれど、最初の時はNHKの問題だけをやる、それだけあればいいっていう感じでやってきた。そこまでプレッシャーみたいなものは感じていなかった」と顧みた。

 立花氏は「1回国会議員になって、日本全体のことをやっぱり考えていかなきゃいけないっていう思いがすごくある。NHK問題だけではなく、今後政権与党に入って。国政政党をつくるという単純な目標では無く、政権与党側に入って日本を引っ張っていく国政政党になっていかなきゃならない。武者震い的なもの」と、胸の内を語った。

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