「相手の目を見て話す」は若い世代ほど難しい?大切だとは思うけど 20代の6割が「不安・戸惑い」を実感

よろず~ニュース調査班 よろず~ニュース調査班
 ※画像はイメージです(metamorworks/stock.adobe.com)
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 「相手の目を見て話しましょう」と言葉にするのは簡単でも、特に初対面の人と接する際に難しく感じる人も多いのでは。

 目薬のマイティアなどで知られる「千寿製薬」はこのほど、全国の20~69歳男女400人に対して「新生活における目のコミュニケーション」に関する意識調査を実施。「相手の目を見て話す」という行為は大切という強い認識がある一方、特に若い世代においては目を見て話すことに不安や戸惑いを感じている実情が見えた。

 同調査では、9割弱(87.5%)が「新しい環境で相手と良好な関係を築くとき、相手の目を見て話すことが大切」と感じている一方、約半数(50.3%)は「初対面の人と会話をするとき、目を見て話すことが不安」と感じているという結果に。不安や戸惑いの理由は「緊張するから」(63.7%)が最多。「恥ずかしいから」(44.3%)、「自信がないから」(39.3%)が続いた。

 年代別で見ると「相手の目を見て話すことが大切」と感じている割合は20代が80.0%、30代が80.0%、40代が91.3%、50代が92.5%、60代が93.8%と、年代が上がるにしたがって増えることが判明した。

 反対に「目を見て話すことが不安」と感じる割合は20代が61.3%、30代が56.3%、40代が56.3%、50代が45.0%、60代が32.5%と、若い世代ほど多いことが明らかになった。

 また、「普段、人の目を見て会話できているか」という自己評価でも20代が73.8%、30代が75.0%、40代が80.0%、50代が85.0%、60代が90.0%と、年代が上がるにしたがって「目を見て会話ができている」と回答した割合が増加した。

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