フジテレビ系の人気番組「逃走中」を制作するフジクリエイティブコーポレーションが6日、「撮影現場に関する記事について」のタイトルでお知らせを更新。一部で報じられた都内での撮影中に起こった迷惑行為について謝罪した。
ある男性がSNSで「フジテレビの『逃走中』かなんか知らんが、撮影でおれの家の入口を塞ぐわ、敷地を勝手に使うわ、公道の歩行者通行を妨害するわで、道路使用許可証見せてくれつーたら、、、許可されたのと違う場所を占有してるし…指摘しても無視して撮影続けるし。メディアの傲慢さが生き残っていることを確認」と投稿。この投稿を起点としたとみられる記事が大きな反響を呼んだ。
フジクリエイティブコーポレーションは「この度の撮影現場に関する記事につきまして、日頃よりご協力、ご支援いただいております皆様には、大変ご心配とご迷惑をおかけしたことをお詫び申し上げます。また、撮影現場の近隣住民の方にご迷惑をおかけしてしまったことを深くお詫び申し上げます。今後このような事の無いよう、スタッフの指導を行うとともに徹底してまいります」と公式サイトで発表した。
6日の同報道によれば、撮影は2日昼に行われ、住民が撮影を一時、中断するよう求めたが、スタッフは「みんなの道路だから撮影してもいいんです」「一般の方々と我々は違うんです。静かにしてください」などと言ったという。通報を受けて警察が出動する事態になったようだ。
この不遜な言葉が、ネット上では大きな波紋を呼んでいる。撮影場所を特定する動きも起きている。今年で放送開始20周年を迎える同番組に影を落としてしまった。