スマートフォン・携帯電話から放出されるブルーライトが、人体に有害な可能性があるという一つの考えが示された。一日中、ブルーライトに晒されることで、身体が機能が正常に働かなくなり血糖のバランスが崩れるおそれがあることが新たな研究結果で現れたという。
現代の環境は公衆衛生上の「時限爆弾」であり、糖尿病や寿命に影響する可能性があるとしてユニバーシティ・カレッジ・ロンドンのグレン・ジェフェリー教授は語った。
「太陽光はレッドとブルーのバランスを保っていますが、私たちが現在住む世界はブルーライトが支配しています」「私たちに直接見えるわけではありませんが、LEDライトはブルーが優勢で、そこにレッドはほとんどありません。レッドなしに長期間ブルーライトに晒されることは有害な可能性があるのです」
「ブルーライトそのものが生理機能に悪影響を及ぼし、血糖値を乱す可能性があり、それが長く続くと糖尿病や寿命が損なわれることもあり得ます」「これは太陽光の下でより長く過ごすことで、ある程度正すことができます」