チャールズ国王(75)が、1年4カ月ぶりに息子ヘンリー王子(39)と対面した。
妻メーガン妃と2人の子供たちとアメリカで暮らしているヘンリー王子は、がんを患っていることを公表した父チャールズ国王のためにイギリスに帰国、2人はロンドンで約30分間を過ごしたという。
ザ・サン紙によると、10時間半の夜間飛行後、6日昼にヒースロー空港に到着したヘンリー王子はロンドンに急行したそうで、国王は王子を直接歓迎できるよう、自宅クラレンス・ハウスに、その後サンドリンガムへ直接移動するためのヘリコプターを待機させていたという。
ちなみにチャールズ国王は「とても元気」で、「まったく普段通り」だといわれており、国王を見舞ったある関係者は同紙に、「何か問題があることを知らなければ、病気だとわからないでしょう」と語っている。また別の宮殿関係者によると、国王は「いつもの調子」であるが、「ただ、自分の病状が自分の計画だけでなく、他の人にも影響を及ぼしていることに少し苛立っている」という。
一方でヘンリー王子の兄、ウィリアム皇太子(41)は、2人の面会に加わらなかった模様だ。ちなみに王子が執筆した回顧録『スペア』の中では、メーガン妃(42)をめぐって兄と激しい喧嘩をした事が言及されており、2人は同本の出版以来、疎遠になっていると噂されている。
ヘンリー王子とチャールズ国王がプライベートで会うのは、2022年にエリザベス女王が96歳で亡くなって以来初めてであったが、電話で連絡を取り合っていたと見られている。
5日、英王室はチャールズ国王ががんと診断され、治療を開始したことを発表、家族や友人らは国王が「非常に前向き」に対処していると明かしていた。