犬に5種類の性格が存在 心配性、怖がり、利己的、積極的など 英で7万に及ぶ調査

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画像はイメージです(sachix/stock.adobe.com)
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 犬には、5種類の性格があることが分かってきた。英イースト・ロンドン大学の研究チームが7万に及ぶ犬の行動記録からアルゴリズムを用いて、人間と同じように犬を5つのグループに分類することに成功した。

 興奮しやすい/過剰な執着、心配性/怖がり、よそよそしい/利己的、刺激に敏感/積極的、穏やか、協力的の5種類にカテゴライズできた犬に対して、人間の性格はビッグファイブ(外向性、神経症的、誠実性、開放性、調和性的傾向)に分類できることが知られている。

 今回の研究結果によって、犬と飼い主の理想的な組み合わせが分かると研究者は示唆している。例えば興奮しやすい犬には、そのエネルギーに対処できる性格の人間をマッチするといった具合だ。さらに、研究から救助犬など特定の行動が重要となる犬の選択及び訓練にも役立つことが期待されている。

 同大学のモハメド・アミアホセイニ博士は「このAIを基にした革新的な手法は、それが仕事如何に関わらず、特別な役割を担う犬の選択や訓練に関して革命をもたらす可能性を秘めています」と話した。

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