格闘技イベント・BreakingDown(ブレイキングダウン)の人気選手で、都内で「割烹こめを」を出店するこめお(28)が20日、都内で初のレシピ本「こめおメシ ごはんに合いすぎるおかず&どんぶり」(徳間書店)の取材会を行い「印税を全額、子ども食堂と被災地の支援に寄付します」と宣言した。
こめおは2023年、東京・麻布十番に「割烹こめを」をオープン。料理人としての顔を持つ。ごはんソムリエの資格も持ち、米にこだわりを見せる。「刑務所に入っていた時代があった。基本的には麦飯なんだけど、白米は年に2回くらいしか食べられない。その時本当においしいなと思ったので、出所したらお米に携わる仕事をしたいなと思った」と、きっかけを語った。
BreakingDown戦士としての活動を休止しているこめおは「格闘技ではトップになれないと思った。そこで何を目指してやるのかというのがあり、トップを目指していきたいというところで、今料理に集中している」と、オーナーシェフとして割烹を切り盛りする。
朝倉未来や、ブレイキングダウンに出場する実業家の萩原裕介も足しげく割烹に通う。平本蓮が来店した時を「うまいって言ってましたけどね。あいつツイッター(X)であんなこと言ってましたけど、めちゃめちゃごはんも食べていた」と振り返った。
こめおは「料理人としても、経営者としても、そういった側面を持って活動していきたい」として2025年、割烹に続く2号店としてすし店を開店する計画を明かした。なぜすし店かを問われ「お米…」と即答。シャリにこだわるすし店になりそうだ。