米ロックバンドの51歳ボーカル アルコール依存は「ステージに上がる恐怖から」禁酒の闘い続く

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 子供のお弁当にノンアルコールのウオッカを入れた母親が批判の的に
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 ロックバンド、グリーン・デイのボーカル、ビリー・ジョー・アームストロング(51)が、アルコール依存の原因としてステージに上がることの恐怖を挙げた。数十年に渡って依存症と闘っていることを明かしており、症状が始まったのは1995年のアルバム『インソムニアック』の時だったという。

 ポッドキャスト番組『WTF』でビリーはこう明かす。「僕は極度のステージ恐怖症なんだ。1日中そのことを予想し、スタジアムとかのステージに上がる準備ができているのかを考え続けるというね」「『ドゥーキー』の後にアルバムを作り始めたころ、あまりにも緊張しすぎてショーの前に飲み始めたんだ」「『これは効く。やり続けよう』ってなり、その後気がついたんだ。『あれ、ショーの後も飲み続けているし、ショーの最中もだ』って」

 多忙を極めた2004年のロックオペラアルバム『アメリカン・イディオット』の時も飲み続けていたそうで、「2、3杯は大丈夫なんだ。その後に、他の人間が現れてくる。怒るわけじゃないけど、誰もが感じる、酔っぱらった面倒なおっさんになり始める」「そしておかしくなり始め、もう止めることもできず、朝4時まで飲み続ける」「他にもドラッグが絡んだ人間のクズのような瞬間があったけどそれで全部だ。ただ今の調子でやり続けていきたい」

 2012年から2017年までの5年間しらふを貫いたビリーだが、昔の癖に戻ってしまうことがあるという。「しばらくは(お酒を飲まないで)大丈夫だった。だんだん自分の昔のやり方に戻っていってね。僕も年を取ったし、身体に悪いものだし、精神的には尚更だ。そして僕の家族もたくさん傷つけてしまう」

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