SMエンターテインメントの7人組ボーイズグループ、RIIZE（ライズ）のアントンが17日、歌手であり作曲家としても活動する父ユン・サンと親子共演し、話題を集めた。
2人は韓国の人気トークバラエティー「ユ・クイズ ON THE BLOCK」に出演。ユン・サンが息子アントンがK-POPアイドルとしてデビューするまでの思いを明かした。
ユン・サンは息子から「歌手になりたい」と初めて言われた当時「本当にやめてほしいと。父さんになんてことを言うんだと反対した」と回想。そして「小さな頃から音楽は好きだったが、息子には普通の道を歩んでほしいと願っていた。ましてやアイドルという職業は、違う世界の話だと思っていたので、想像もしていなかった。しかし一度は機会をあげようと思い、（オーディションを受けることを）許可した」と打ち明ける。
そんなアントンは「中学・高校生活の中で、作曲に興味を持った。そしていつしか歌手を夢見るようになったけど、父と母が（自身に）何を願っているかがわかっていたので、言い出しにくかった」と、当時の心境を口にする。
そして2023年9月、アントンがRIIZEとしてデビューすると、ユン・サンは「熱狂的ファンになった」と言い「自分の名前よりも息子の名前をネットで検索するようになった。RIIZEのコンテンツは全て、欠かさず見ようと努力している」とMCを笑わせた。また「静かに応援するのが最も良いと思う。だからあまり関わらないようにしている」「息子がデビューして、たくさん愛されている姿を見ると、多くの方たちに感謝の気持ちを持つようになったし、アントンにもありがたいと感じている」と現在の思いを伝えた。
一方のアントンも「ユン・サンという名前は、すごくかっこいい。父にはこれからもずっとやりたいことをやってほしいし、成長しながらこの世界で生きていく息子も、よく見ていてほしい」と、父としてまたアーティストとしてユン・サンへ尊敬の念を吐露。
MCのユ・ジェソクは「ユン・サンは韓国歌謡界に膨大な名曲を残したが、加えてアントンまで生んでくれたからと、世間は最近〝惜しみなく与える木〟と呼んでいるそうだ」と伝え、笑わせた。
