TBS「水曜日のダウンタウン」が10日、放送され、現在では不適切表現となっている言葉がオンエアされた。
この日は「ビートルズの日本公演で失神した人 今でもビートルズ聴き続けてなきゃウソ説」として、1966年のビートルズ日本武道館公演で失神した人を調査した。
その中で、当時はビートルズを聴くことが不良扱いされ、社会問題化したことが伝えられ、有識者が語り合うテレビ番組「話題をつく」の一部を紹介した。
評論家の小汀利得氏は「ビートルズのファンが下等であるということは、やっぱりあの踊ってるなにか『ギャー』って言ってることが下等だからね。下等なやつが集まるんでね」と差別意識丸出し。挙げ句に「『ギャーッ』っていうのはね」と4文字の放送禁止用語を繰り出した。
スタジオで見ていた松本人志は驚き、霜降り明星せいやは「ええっ!言った。ビックリした」と叫んだ。その後「こちらの映像には一部現代では不適切な表現が含まれますが 当時の表現と時代背景を尊重し そのまま放送いたします」と文言が掲出された。
その後も3度も用語が繰り返され、「音楽の中も低級なもんだ」「そういうのが分からんようじゃ脳みその出来具合が元々悪いっていう事になるよ」とメチャクチャな言説を言い放った。
この攻めた内容に、X(旧ツイッター)では「神回すぎる」「さすがワイらの水ダウやね」「こんな攻めた番組なくしたらアカン」「さすがや、そういうとこ大好きやで」などのコメントが。松本人志が当面の活動休止を宣言して最初の放送だけに、番組支持する声が多く上がった。