英国の歌手ジェイムス・モリソン(39)の妻ジル・キャッチポールさんが5日に死去した。45歳だった。ジルさんとの間にエルシィ(15)とエイダ=ローズ(5)の2人の娘を持つジェイムス、バラード曲の中でも歌われていた妻が亡くなったことで大変に「ショック」を受けているという。
ある関係者がザ・サン紙の取材で、「家族全員にとって大変ショックなことでした。ジェイムスは打ちのめされていて、家族に支えられています」「娘たちのためにも悲しみに耐えていますが、プライベートで静かに死を悼みたいと望んでいます」と語っており、亡き妻の友人がその死に不審な点はないことを確認したことを伝えている。
ジルさんの当時の恋人がジェイムスの母親宅に下宿していた時に出会ったという2人。スティービー・ワンダーの曲でジルさんを口説いたジェイムスは、以前2人の関係について「僕たちはすぐに心を通わせたんだけど、その気持ちが本物かどうかを確認するために2年待たなければならなかったよ」と語っていた。
ジェイムスは2007年にブリット・アワードの最優秀男性ソロ・アーティスト賞を獲得、その一方でジルさんは英グロスターシャーのホウィットミンスターでコッツウォルド・サンドイッチ・ボックスというカフェを経営していた。
6日は閉店しており、周辺の住人はザ・サン紙の取材に対して「村全体がショックを受けています。ジルは愛らしい女性で、大変ステキな家族でした」と話した。
ジェイムスは以前、父親のポールや兄のアレクシス(43)、甥のカラム(21)が3年以内に立て続けで亡くしてしまった後の心痛を語っており、2019年のアルバムの『ユーアー・ストロンガー・ザン・ユー・ノウ』は、娘のエイダが予定の13週前に生まれた時に、ジルさんからインスパイアされて名付けたことを明かしていた。