韓国メディアのスポーツ朝鮮は8日、最近不倫疑惑により訴えられていると報じられたカン・ギョンジュンと、その不倫相手と疑われている既婚女性とのメッセージのやりとりを入手したとし、その一部を公開した。
カン・ギョンジュンは23年12月末、ある男性から「既婚者と知りながら自身の妻と不貞行為を働き、それが原因で夫婦関係が破綻した」と訴えられ、損害賠償金5000万ウォン(約540万円)を請求されていると伝えられた。
カン・ギョンジュンは女優のチャン・シニョンと5年間の交際の末、2018年に結婚している。
同メディアによると、カン・ギョンジュンと既婚女性は韓国で主流とされているチャットメッセージアプリ「カカオ」ではなく、「テレグラム」を利用して何度も会話をしていたという。そしてそこでは、2人が互いを愛称で呼び合い「会いたい」「ずっと一緒にいたい」「愛してる」など、まるで恋人であるかのような言葉が並んでいるとつづられている。
ちなみにテレグラムとは、高いセキュリティーと秘匿性のあるメッセージアプリで、一定時間が過ぎると内容が自動削除されるというもの。韓国ではこの〝証拠が残らない〟という特性を悪用した、大規模で凶悪なデジタル性犯罪「n番部屋事件」が数年にわたり発生していた。
カン・ギョンジュンの所属事務所は6日、不倫疑惑訴訟について「訴状を受け取ったことは事実だが、お互いに誤解している」とコメントしたが、公開されたメッセージ内容が本当であれば、テレグラムを利用する周到ぶりを含め〝子煩悩パパ〟のイメージ暴落は免れないだろう。
複数の韓国メディアは、このメッセージが本物であるかどうかを所属事務所に問い合わせているが、連絡がつかない状態だという。
しかし、これらの記事を目にした一部のネットユーザーは「疑惑で追い詰めるのはやめるべき」という反応を見せた。理由として23年10月に浮上した、俳優イ・ソンギュンさんとBIGBANGのG-DRAGONに対する薬物使用疑惑において、最終的にイ・ソンギュンさんが自らこの世を去るという選択をしたのは「警察とメディアの過度な追及が原因の一端」と考えているためだ。
疑惑はたとえそれが真実ではなかったとしても、ある程度のマイナスイメージがついてしまうがゆえ「悲劇を繰り返すな」と訴えている。
カン・ギョンジュンが出演中のリアルバラエティー「スターパパ奮闘記!スーパーマンが帰ってきた」放送局であるKBSは、不倫疑惑訴訟の一報を受け「該当事案が完全に解決した後、話し合いを持つ予定だ」と伝えた。