超人気歌手のセレーナ・ゴメス(31)が、「あと1枚のアルバムで終わり」と音楽活動からの引退を示唆した。セレーナは、選択しなければならないなら、音楽よりも女優業を選ぶと認め、ポッドキャスト番組「スマートレス」で「音楽を楽しむようになってから、ツアーが本当に楽しくなった。でも同時にドラマ『ウェイバリー通りのウィザードたち』もやっていたから、すごく楽しいと思って続けていたんだけど、年を取るにつれて何か落ち着くものを見つけたいと思うようになったわ」と語った。
キャリアの早い段階で燃え尽き症候群に陥ったセレーナは「精神病院に行って、ツアーの1つをキャンセルした」「私は仕事が大好きで、嫌なことから気をそらすことができるから」と振り返った。
そして今後の音楽活動についてセレーナは「あと1枚アルバムを出せると感じているけど、おそらく女優業を選ぶと思う」と続けた。
また両方のキャリアをこなせるのではと提案されると、「そうだと思うけど、疲れたからゆっくりしたいわ」と答えた。
レア・ビューティの創設者であるセレーナはドラマ「ウェイバリー通りのウィザードたち」のテーマ曲をレコーディングした後にディズニーによってオールラウンダーとして売り出されるまで、実際には歌手になるつもりはなかったことを認めた。「ディズニーはある意味、機械と言っても過言ではなく、私がテーマソングを歌えるように、私に歌の勉強をさせるの。彼らは1人の人間をパッケージ化して、完全に三拍子そろったスターにする方法を知ってる。私は女優になりたかった。フルタイムの歌手になるつもりはなかったけど、その趣味が別のものに変わったみたい。自分のことを最高の歌手だとは思ってないけど、物語を語る方法を知っているし、歌を作れるのが嬉しい」と話した。
これまでにセレーナは3枚のソロアルバムと、バンド「セレーナ・ゴメス&ザ・シーン」として3枚のアルバムをリリースしている。