日本維新の会の藤田文武幹事長(42)が20日、国会内での定例会見で、来年3月放送のテレビ朝日開局65周年記念ドラマプレミアム「万博の太陽」に主演が決まった女優の橋本環奈(24)に触れ「橋本環奈さんまでめっちゃ叩かれているみたいな。ネット空間でね。かわいそうやなと思って。でもそうやって非難しちゃうって…心苦しい」と述べ、2025年大阪・関西万博へのネガティブな報道や言論に苦言を呈した。
記者団から、政府が万博費用の全体像として国費負担が1647億円、大阪府・市の約1112億円を負担することを発表したことへの受け止めを問われた藤田氏は「ちょっとずつ何か増えていってるように見えて、なおかつ無駄に使っているんじゃないかというご批判を受けることについては、逃げずに真正面から受け止めるべき。説明責任が問われることでありますから、まずそういうことから逃げないこと」とした。
藤田氏は「今かなりネガティブな報道やそういう言論がかなり飛び交っていて、オリンピックの時と非常に似通ってきている。(万博を)成功させるためには、多くの人が変わってもらうということがある」と強調した。
橋本の〝万博ドラマ〟出演の話を聞いていたという藤田氏は「万博関連のドラマをやるっていい話じゃないですか」と擁護。「そういう雰囲気が変わって、前向きになっていけるように私としても党としても、発信を頑張りたい」と、党として万博開催機運を高めることを重要視した。