盗難された!? マイケル・ジャクソンの“超レア”デモテープ 遺産団体によりオークションから除外

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マイケル・ジャクソン
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 故マイケル・ジャクソンさんの「極めてレアな」未発表デモテープが、遺産管理団体によりオークションのセールから除外された。これらは1994年にニューヨークのスタジオ、ザ・ヒット・ファクトリーでレコーディングされた20数本のマスターテープで、先月、音楽関係の記念品を専門とするオークションハウス、ゴッタ・ハブ・ロック・アンド・ロールが出品。それぞれのテープの落札予想価格は4000ドル(約57万円)となっていた。

 その後、マイケルの遺産管理団体が、このアイテムは盗難されたものと主張。ビルボードが入手した担当弁護士ジョナサン・シュタインスピアーの11月29日付の書簡には、同オークションハウスに対して、マスターテープの出品を取り止めるよう要請すると同時に早急にテープの返還を求める内容が書かれている。

 「マイケル・ジャクソンもソニー・ミュージック・エンターテインメントも、ザ・ヒット・ファクトリーでの(他のいかなる場所でのものも含め)レコーディングセッションのマスターテープを売ったり譲渡したことはありません」「これらのテープは疑いの余地なく、盗難品もしくは無許可で作られたものです」「したがってそれらは、ジャクソン家の遺産管理団体の所有物となります」

 しかし、この要求は失敗に終わったようで、今週弁護士のアレックス・スピロが同オークションハウスの弁護士にこうメールを送信していた。「私たちは明日(12月13日)、一時的な接近禁止命令と仮差止めをニューヨーク最高裁判所に求めるつもりであることをお知らせ致します」

 その後、13日までにテープはオークションセールから削除されたものの、本人が所有、着用していた1984年頃の赤のミリタリー・スタイル・ジャケットなど他のマイケル関連のアイテムは引き続き出品されている。ちなみにジャケットは落札予想価格1万ドル(約140万円)となっている。

 一方問題となったマスターテープは出品当時、「著作権なしの芸術品」で複製は厳禁と記載され、『オー・ラヴ』『ニュー・ジェリー』『ドゥーイング・ホワット・マイ・ハート』といったタイトルが並んでいた。

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