教師やケーキ屋、プロスポーツ選手など子どもの夢は無限大だが、親としては「子どもの夢がどんなことでも応援できるか?」と考えるもの。日本トレンドリサーチが青山ラジュボークリニックと共同で、高校生以下の子をもつ全国の男女260人に実施したアンケートによれば、9割弱がどんな夢でも応援する方針。一方、応援できない職業とその理由も明らかになった。
子どもの将来の夢に対する方針では、88.1%の親が「どんなものでも応援しようと思う」と回答。「何か目標を決め、それを実現しようとする過程で結果はどうあれ、子どもは成長すると考えるから」(40代女性)、「子どもが夢を持つことは大事、それを応援するのは親としての義務」(50代男性)、「子どもの人生なので道徳的に反していなければ反対はできない」(50代女性)などのほか、自分の親が応援してくれたことを理由に挙げる声もあった。
一方で「どんなことでも応援できる訳ではない」と回答した11.9%の親に応援できない職業を調査。その結果、お笑い芸人(25.8%)が最多で、YouTuber(19.4%)、インフルエンサー(19.4%)、プロゲーマー(16.1%)、プロスポーツ選手(12.9%)が続いた。お笑い芸人の夢を応援できない理由を聞くと「売れる可能性の方が少ないから」(30代女性)、「安定性、職業としての価値が特に分かりにくいから」(30代男性)、「笑いをつくることは大変そうだから」(60代男性)など、不安定という観点から懸念する声が多くあった。
・「日本トレンドリサーチ」の該当記事:https://trend-research.jp/20942/
・青山ラジュボークリニック:https://nipt-info.com/