趣味、資産形成、自分磨き…。投資にもさまざまな分野があります。株式会社みずほ銀行がこのほど、全国の20~50代以上の男女720人を対象に実施した「投資に関する調査」の結果を公表した。
「趣味への投資」で最も投資しているものについては、1位が「推し活」、2位が「旅行」、3位は「食事」と続いた。趣味への月平均の投資金額については、「1万円未満」と「1万円~3万円未満」を合わせると67.7%。大半が無理のない範囲で資金捻出していることが伺えるが、月100万円以上と回答する人もいた。
最も投資している「推し活」については、「国内アイドル・俳優」が1位、「K-POPアイドル、海外アーティスト・俳優」が2位、「漫画やアニメキャラなど」が3位となった。
「推し活」をしている中で「お金に不安を感じている」と回答する人は約80%で、特に20代は約90%となった。また、お金についてどんな不安を感じているか聞くと「将来収入が減るかもしれない」が1位、「月々の貯蓄が少ない」が2位、「将来いくら必要かわからない」が3位、「つい使いすぎている」が4位だった。
「推し活」の資金の捻出方法については「節約している」が最も多い約67%、続いて「貯金を切り崩している」が約30%、「上限を決める」が約28%で、節制し資金を捻出している人が多いことが判明。今後の捻出方法でも「節約している」が約53%でトップ、2位は「上限を決める」で約32%、3位には「投資(NISA)」が約27%で入った。