麒麟の田村裕が13日、YouTubeチャンネル「街録ch~あなたの人生、教えてください~」に出演。NSC時代に「第2のダウンタウン」と期待された一発屋芸人を明かした。
第1回M-1グランプリ(2001年)で決勝に進出、5位に入るなど、活躍した麒麟。しかし、養成所にあたるNSC(吉本芸能学院)では劣等生だったという。
同時期にNSCに在籍した中で、端役から活躍したコンビとして知られるのが一期下のキングコング。田村は「えげつなかった。在学中から仕事をもらってて」と別格だったことを振り返った。
田村がもう一組「凄かった」と挙げたのが、半期後輩のレギュラー。西川晃啓と松本康太の2人が組み、「あるある探検隊」のネタで、一世風靡(ふうび)した。「もう誰も覚えてないかもしれないですけど。仕事なくて、ホンマに気絶してるかもしれないですけど」と笑わせながら、当時の活躍ぶりの記憶をよみがえらせた。
「今でこそあんな感じですけど、『レギュラーというバケモンがおる。とんでもない。松本という、ダウンタウンの松本さんの再来や。くしくも名前も松本や』と。ボクらがオーディションに受かり始めて、レギュラーを見た時には『アレが伝説のレギュラーか』みたいな」と鳴り響く名声を再現した。
松本は当時からワイシャツにスラックスというスタイル。「完成されていたので、芸能人を見る感じで見ていた」と懐かしんだ。